カテゴリー別アーカイブ: 白蟻被害

畳間をフロアーパネル床板に改造2/7(床下防蟻処置)

畳間をフロアーパネルにする前半の序盤です。

白蟻の防除策として簡易な薬剤散布をします。

専門業者に依頼しても似た事をしますが

大きく違うのは床下木材に穴あけして

薬剤の注入をしてダボ栓で塞ぐのが

基本となっています。

しかし、この現場のように床下に

人が這入り作業出来ない場合は不可能なので

この様に施工途中で必要な範囲に行き渡るほどの

開口部を何ヶ所か設けて床工事は

本来なら一旦、中断となります。

白蟻専門業者さんに外注すれば

穴あけ注入や木材表面に

散布や地盤にも専用剤を散布して

本来は白蟻防除の全体工程となります。

外注業者に依頼すればやりにくい作業を挟まず

悪臭も吸わずに済みますが・・外注は結構な出費。

そして外注業者さんの立場とすれば

一階の全面積に対して防除処置を施すのが

建て前となっており限定場所の小面積では

対処効果の保証も出来ず費用も、

あえて割高にせざるを得ないのです。

この現場では、外注してまでは実施せず

床下の木材下地の表面にシロアリスーパーの

少量容器のモノを調達。

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この床工事は大工工事が主流ですが

流れの途中で他の業種を兼務する場合で

いわゆる多能工・職となります。

大工さんによれば絶対に引き受けない人が

大半かと思います。

しかし我が家の事で、この展開となれば大半が

「この程度なら外注して高く取られるのはアホらしい!」

・・と、ほとんどの方が自分で、するはず。(笑)

一見、簡単そうでは有るような作業で

霧吹きスプレーに薬液を入れて噴霧すれば

出来そうな程度です。

ちなみにハケ塗りでも可能そうですが

手間が掛かり床下が低い為に置くまでは

手が届かず理論的にもスプレーと同じく

長いノズルが無いと無理なのです。

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そこで普及タイプの園芸用手動噴霧器を用います。

薬が危険なので薬液の入れ方や後の水洗いなどは

丁寧に要領よくやらないと溢したり飛び散りは

大失敗となります。

そして、なにより薬剤の揮発成分で体調には

影響や危険を及ぼします。

呼吸のマスクは二重や簡易防毒マスク使用など

手や、顔、素肌にも付着しないように

最大の配慮が必要です。

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そして床下の木材表面に薬剤散布を終えても

容器に残り余った薬液は床下地面などに散布し

捨てるよりは土に対しても使い切ります。

(土に散布するのは効果が薄く本来は別の薬剤が必要)

その後に使用した容器の中や外回りは

水洗いして付着した薬剤成分を極力洗い流します。

そして切断開口した床穴は

取っておいた床下地材を直ぐに並べ戻し

穴から薬剤の揮発空気を出来るだけ

遮断します↓。

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それでも最初に根太位置を調べた時の

下地板の隙間からは絶えず揮発空気が

上昇し部屋中に薬液臭が漂います。

他の部屋に行かないように間仕切り建具は

キッチリ閉める必要があります。

気を付けないと吸い過ぎると頭がクラクラします。

小さな、お子さんが居れば散布後は窓を開放したり

半日ほど一時避難が必要かも?。

[よろずの神様]

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この辺りの工程は専門業種がコロッと、変わるけど

ほんの1時間前後の切り替えだけで半日も一日やそれ以上

中断したり空けたりする必要は無いのよッ!

このツナギ工程で無駄な日数や費用が当然のように出て行くしぃ〜。

この現場では薬剤液の揮発空気の吸い込み影響を受けながらも

マスクをして転びばし根太の取付を続けました。

このまま記事アップも続けたいですが・・やっぱり

ここで一区切りつけます。(^_^;)

この床工事(二部屋で約6坪ほど)の続き間で

この後に繋がる全体の物語は業者に依頼すると

材費約¥90,000~¥120,000と+プラス

施工費約¥90,000~¥120,000(税別)の

合計=約¥180,000~¥240,000(税別)

・・が施工分野での実費価格帯。販売管理費は別。

もちろん、販売店によって何倍にもプラス、変化し

末端の市場販売価格は様々。

以上の規模程度の事を自力で、挑んでみたい方は

単発支援要請の利用で上手く行けば・・

¥19,800〜¥26,400(税込)の支援費で

済むかも?知れない・・のです。

実用・実益で支援利用で効果の御試しなどは単発支援の予約。

又は本業としてや支援効果で目的別の価値を設定し

取り組む御利用は月決めが御得。

下記の予約サイトから実施したい月日や時間帯を選択し

御予約を御試し下さい。[支援の御利用試しはこちら]
前もっての御相談や御申込後に必要な準備、用意すべき事の

情報提供は無償の範囲を御利用下さい。

[よろずの神様]

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なんか、・・支援利用の売り込み魂胆が見え隠れするけどぉ~・・

まッ・・いいか!本当に必要としている方は居られるかもね?。

必要な方は自力対処への支援予約をして頂ければ

関わり方に応じて実用・実益が可能になるかも知れません。

これで、[畳間をフロアーパネル床板に改造2/10(床下防蟻処置)] 物語は幕!です。

次のアップは[畳間をフロアーパネル床板に改造3/10(床下地に転びばし根太取付)]の続きを、お楽しみに。

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白蟻被害の多い場所で床下からの補修事例

浴槽の入れ替えに関連しそうな白蟻被害の補修事例です。

 

排水不良により敷地の地盤に毎日の生活用水が床下に垂れ流しになったり

浴室洗い場の入口付近でシキイ下枠付近に水切りが無くタイルの隙間から

洗い場床下地の隙間から湿気が絶えず浸み込む場合も有ります。

 

これらは白蟻腐食の典型的な被害場所で見えない場所から

徐々に、こんな白蟻被害になつてしまう実例です。

 

外見上で目につくのは柱の根本などに変色したり穴があいたりします。

これは穴があいた空洞を、ほじくり出して異物を掃除機で吸い取り

補強の為にモルタルを詰め込んだ暫定処置の対処跡です。

 

画像は最終順番ですが位置関係を説明の為に最初にアップします。

 

浴室付近柱?モルタル積め後下.JPG

 

触るとフワフワしたり、手でノック打診すれば空隙の音や

感触で他との違いがハッキリ分かります。

 

浴室の入り口は足で踏めばサッシの下枠もギシギシ音鳴りと共に

フワフワと不安定に動きます。

 

タイルやモルタル壁など仕上げ材に埋まってサッシ枠は

簡単に外しにくいので和室のタタミを剥がし床下地板を一部切り取り

目的場所まで這入る事が可能なら床下からの補修対策が可能です。

 

下図は↓浴室入口の敷居下付近の土台ですが

外側の表面が残るだけで土台木材の中身は空っぽです。

浴室入り口下?白蟻被害.JPG

長さ約90㎝ほどが腐食しており右端は見えにくいですが

柱の根本まで白蟻被害の空隙が有ります。

 

途中付近から切れ目を入れて電気ドレルで捨て穴開けや

ノミで残す側との境目を切断し残った表面の

薄皮部分をノミで削り取り除去しますと

徐々に被害範囲が鮮明になり空洞になった↓中身が現れます。

浴室入り口下?白蟻被害.JPG

この作業は電気ドリルに木工キリを付けた電動工具と、

よく切れる叩きノミで根気よく削り取りますが基本要領が必要です。

 

未経験の方には寝そべった体制でノミやハンマーの使い方など

基本ノウハウ経験が有れば容易な作業。

 

こればかりは文章で、あぁだ、こぅだ・・は長くなりますので

別の機会に掲げればと思います。

 

さらに進むと↓事の重大さが解ります。

浴室の入り口シキイ下は洗い場の床下地が突き当りで湿気が常に溜まる部分。

 

サッシ下枠に水切りが入って無いタイルの突き付け仕上げなら、

ほぼ、こうなります。

浴室入り口の下?モルタル詰め込み前.JPG

入隅になる柱の根元がポコポコで完全に空洞になっていた

柱下端と土台付近は、まったく上の構造物を

受け止める事が出来ない↓空間になっています。

 

浴室入り口の下?モルタル詰め込み前.JPG

白蟻被害で腐食した部分は、むやみに落とさないように

養生シートやナイロン袋に取り込み丁寧に除去します。

 

白蟻が生息している事も多いので専用殺虫スプレーを

噴霧しながら除去も有ります。その場合は専用マスク装着は必須です。

 

僅かに生き残った木材は取っても良し・・

モルタル詰込みの型枠替りやビス止めバックアップの為に残すも良し。

 

腐食部分を取り去り細かい粉末などは

掃除機ホースで吸い取り湿気はドライヤーで乾燥させたりしてから

 

防蟻、防腐剤などを塗布。現場での事情により異なりますが

できれば長く自然乾燥で日、時間待ちか?せめて翌日などから

モルタル詰め込みを、したい所ですが即時、続行対処も有ります。

 

モルタルの固さ配合は・・例えば・・

おにぎりにして形が崩れない程度の固さ配合です。

 

詰め込んで時間差でのモルタルの変化に応じて押さえつけて、は均しの手加減。

型枠代わりの根太掛け木材を外からモルタルを塞ぎビス止め固定。

 

浴室入り口下?白蟻被害ハツリ後根太掛け補強.JPG

近くの根太下地も中間付近で通路に人が通るとフワフワたわむ付近の

床下にはモルタルが硬化するまでは仮設か?本止めなどで対処。

 

タワミ軽減の為に簡易束立てでビス止め固定の補強。

浴室入り口下?白蟻被害根太掛けと根太中間補強.JPG

土台替りに中に詰め込んだモルタルを入れ込んで

型枠代わりの根太掛けが固定されたら、

その他の部分も隙間からモルタルを追加で詰め込みを続行。

 

特に右側の柱根元で空間だった付近は念入りに詰め込み

木材の胴縁端材などで強く押し込みモルタルを詰込みます。

浴室入り口の下?モルタル詰め込み後.JPG

モルタル汚れは、見えないので、そのままでも良し。

予算が有り、仕上がり度合いが気になれば水洗い除去しても良し。

 

床下の補修が終われば柱の中の空隙部分にモルタルを入れ込み

最初にアップした画像のように柱の補強をします。

 

当然、モルタルを入れる前には腐食した部分は出来るだけ取り去りゴミは

掃除機ホースを入れ込み吸い取り、防蟻、防腐剤スブレーなどの処置をします。

 

モルタル詰め込みしながら柱の外側をハンマーで叩き振動させながら

モルタルを柱内部の隙間に入れ込みます。

 

モルタルは柔らか過ぎても固過ぎてもダメで

固さ加減の例では・・マーガリンか?

かき氷の解けかけたシャーベット状態?など

入れやすく・・隙間に入りやすく・・流れ過ぎず・・

硬化、安定しやすく・・かと思います。

 

何れにしても時間限界が有りますので

手際よく進める必要が有ります。

 

これも基本的なノウハウが必要で

多少でも事前体験が有るか?否か?で、その差は大きいです。

 

※床上からも腐食部分の除去とモルタル詰め込み補修で仕上げ部分の補修が可能な場合も多く

 無理に床下からの対処が優先やベストとは限りません。ケースバイーケースでの事例です。

 

 なお、床下の一部が、このような場合は土台から他の柱など

 白蟻被害は拡大傾向が多いです。

 けっして、この部分だけの対処で建物全体の責任を負えるほどの

 根本的な対処とは言えませんので、ご注意。

 

次の事例もお楽しみに。


管理人仕事着.png

白蟻被害は下から上に侵攻

勝手口のドア建具の建付け調整と天井張り替え時の場所から

白蟻被害の進行状況が鮮明になり

建物全体の影響が、明らかになった事例です。

 

単なる部分的な補修を切っ掛けに建物全体の被害予測が出来ます。

 

勝手口のドアで開け閉めが困難な解決対処からも関連が始まりました。

ドアの取付状態を調べていると・・柱の根本付近に大穴が・・

シロアリ被害?直立て柱の空洞?.JPG

ネズミが、かじって出入りの為に開ける穴も、

このようになる事も有ります。

 

別の主な原因としては白蟻被害で食われた跡。

 

ネズミの出入りは最小限の大きさだけです。

木材の表面をカナズチでノックするように軽く打診してみると・・

ポコポコと空洞音と感触でハッキリと解ります。

シロアリ被害?打音.JPG

これは明らかに白蟻被害です。

 

シロアリ被害?.JPG

深さも、物が深く入り、かなり奥まで被害が及んでいます。

 

シロアリ被害?.JPG

間取りの位置では浴室の隅の柱なので

シロアリ被害が多い場所です。

 

ここから上に向かって白蟻侵攻の恐れあり。

外部はモルタル外壁↓のヒビワレや浮きや剥がれなどは、

全く見られません。

白蟻被害?外観.jpg

そこで天井を張り替える予定の場所を剥がして構造物を調べると・・

勝手口から4mほど離れた場所でしたが二階との間になる胴差しと言われる

横架材の入隅に取り付けられた火打梁↓と呼ばれる構造材が食われています。
白蟻被害?火打梁の修理?.JPG

 

拡大します↓・・こんな感じです。

二階の畳下地と思われる床板が直接乗っています。

この状態から予測できるのは二階の畳本体にも白蟻被害が及んでいる

可能性は高いです。

白蟻被害?拡大.JPG

問題は胴差と呼ばれる重要な横架材や隅の通し柱に影響が有るか?否か?です。

例によってカナズチで打診してみますと↓・・胴差部材は・・

右の端の方はアウトでした。

白蟻被害?状況 (2).JPG

左側の胴差部材も端の方、約30㎝付近↓の内部は空洞です。

 

白蟻被害?状況 (1).JPG

特に末端付近は半分以上内側は中が空っぽなので

カナズチの先を打ち付けると簡単に↓突き刺さります。

白蟻被害?カナズチ突き刺さり.JPG

この建物は構造的に根本的な問題が有り簡単には治りません。

とりあえず火打梁の喰われた部分は下に

鋼製金物を抱かせて受ける程度で暫定処置。

白蟻被害?火打梁の修理)?スチール金物取付.JPG

二階の畳下地の小根太下地が落ちそうになっていたのは

この暫定処置で受けています。

 

そして念のために、まったく別の離れた場所で反対側の天井裏を調べると・・

やはり火打梁の構造物が↓白蟻被害に遭っていました。

シロアリ被害?他の火打梁被害.JPG

白蟻の行きかう蟻道もはっきりあちこちに見えます。

これは最初に発見した勝手口と浴室の間にある柱の大穴から

4mほど離れた別な場所付近。

 

建物の構造物の一角がと言うより・・

六畳間ほどの一部屋部分は確実に被害が及んでいます。

 

問題は二階やその他の部分に拡大している恐れも十分に有ります。

 

白蟻被害は一階の床下程度ぐらいに思い込みがちですが・・

上部に至れば建物全体の信頼性や価値観は大きく左右されます。

 

特に勝手口の柱のように[踏み下げ]と呼ばれる

基礎の天場より下げた柱の納まりは注意。

 

※柱の踏み下げ納まりらしき部分はカナズチなどで叩いて空隙音を確かめて下さい。

 怪しい空洞音や手応えがが有ればマイナスドライバーなどを柱や木材部分に

 体重を掛けて思い切り突き刺して下さい。簡単に入ればアウトです。

 石膏ボードなどは白蟻被害の空隙では無いので勘違いしないように注意!。

 

次の事例もお楽しみに。


管理人仕事着.png

床工事3(勝手口上がり框の白蟻被害)

勝手口の上り框が腐食しているので修理した事例です。
 

原因を調べるには、まず流し台の近くなので、
排水不良や給水管からの水漏れ状態が続き

腐食しているのなら水漏れ修理が先決。

流し台の内部や床下を調べると水漏れは無し。
 

腐食の原因は上り框の下側の立ち上げモルタル

レンガやブロック積み下地ではなく
木製ラス地板を地ベタから直接取付なので地盤から

白アリに喰われています。

建物自体が古いので、おそらく土台廻りも喰われて

手遅れの予感。

根本的に直すには床を剥がし基礎廻りと柱の根元付近を

広範囲に手を付け大掛かりな工事になる可能性が有ります。

 

腐った上がり框の下に塗られているモルタル
見た目には奇麗に見えますが裏のラス地板は地盤から直立てなので

かなり腐食しています。

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まだ床が落ちるほどではないので応急処置として腐食部分のみを

削り取り防蟻処理の薬剤注入をしてから表面を取替え補修。

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建物の経過年数と居住者さんが今後、使用される生涯年数によって

・・本格修理か?応急処置か?
建物修理に手を掛ける度合いを判断するのがベストかと思います。